強迫性障害は、必ず治る。これがどれほど強烈に辛くて、回復し始めた途端の希望が大きいかについて
おはようございます。
今日は病気のことを書きますので、苦手な方はスルーしてくださいね。
私は物心ついたときから、強迫性障害というものを抱えていました。
高校一年生だったかな。キリスト教系の学校だったのですが、それ系の行事でちょっとした事件があり、そこからすんごい完璧主義と縁起恐怖が始まりました。
とにかく、少しでも嫌悪感を抱いたものは排除するんです。
キモイ先生(失礼)、苦手な生徒、見た目が苦手なその辺の人たち。
そして今だから恐れずに言いますが、事の発端であるキリスト教関係のものが怖くなり避け続けました。
その頃Dragon Ashが大好きでしたが、kjがクリスチャンだと知って聴けなくなってしまいました。
テレビでよく見る有名人がクリスチャンじゃないかも調べ始めました。
そしてその人たちがテレビに映ると消しました。見たらどうしようもないほど嫌悪感に襲われるのです。
そしてそのうち、その人たちが頭に浮かぶとそのときにしていたことをやり直す、いわゆる「打ち消し行為」をするようになりました。
地獄の始まりはここからですね。この症状が内容を変えながら15年くらい続くわけです。
一番酷い最後は、ダイエット狂想により太った人を排除してて、マツコとか見た瞬間に過呼吸になり打ち消し行為をしまくってました。外に出られないしなにもできないんです。
いまだに今まで恐怖を覚えたことに対して自分の中に名残は残ってますが、やり直さずに済んでいます。
逆に言うと、15年くらいほったらかして最悪な状況(しかも摂食障害と鬱とパニックと色々抱えてる圧倒的絶望的状況)でも回復からはすごく早くて、今ではほぼ完全に日常生活を送れているということ。
しかも、コミュ障なのになかなかハードな生活を。
完治ではないですね。寛解という言葉が正しいかな。
上手くお付き合いして強迫ちゃんを飼いならせてるんです。
強迫観念を無理に消そうとしないこと、受け入れること。
でもこれが病気真っ只中のときは死んでもできないんですよ。
受け入れるイコール自分の破滅だと思って強迫行為頑張ってますからね。
だから、私の場合は半強制的に入院して行動療法に踏み切りました。
初日は目眩がして倒れそうになったことを覚えています。マツコとかの写真を持って病院中練り歩くんですよwww
でもね、ほら。今思えば笑い話になるんです。
私は精神面だけでなく身体もボロボロで病気のデパートだと言われていました。
今もまだ身体の方は完治してません。
でも、こんなやつでも強迫性障害は治ったんです。自分が一歩踏み出せたなら、踏み出させてくれる人がいたら、必ずよくなります。
だから同じ悩みを持っている方に心から言いたい。
絶対に諦めないで、とにかく踏み出してください。生きて、希望を持ってください。
大丈夫、私たちはなんとかなるんです。
また次回は、摂食障害について書こうと思います。
お読みいただきありがとうございました。