人間嫌いにとっての「友人」というとてつもない尊い存在
おはようございます。
この季節に半袖で家を出てきた者です。
校内での冷たい視線フラグに慄いています。
今日の一曲。
All My Friends/LCD Soundsystem
この方を知ったのはこの夏。
ほんまに最近で、私はまだまだ世の中にある素晴らしい音楽を知らずに生きてるのだなぁと思い知りました。
曲のタイトルにある通り、友人とそれを取り巻く様々な人生の喜怒哀楽を歌ったものです。
ご本人は、
「自分の友達についての曲を書き続けたとしてもあれ以上の曲は作れないと思う」
とおっしゃっているそうな。
冒頭の
That's how it starts(それが全ての始まりさ)
からも読み取れるように、友人になったことが自分にとってどれほど大きなことかを語っているように思います。
友人は時を経るにつれドラッグをしたり泥酔したりよろしくない方向へ行き、そしてすれ違いからか数年距離を置いたりします。
それでも君に会いたい。
君がどんなに落ちぶれて病んでしまっても、僕はここにいるよ。
今夜君はどこにいるんだろう。
みんなに会えたら。
と言う歌詞が続きます。
ここまで想える友人ってなかなかいないと思います。
私にとってそれに当てはまる友人は、(家族を除き)片手で数えられるくらいです。
そもそも友達そんなおらんし、他人に興味がないので、友人を自分から作りに行くことがまずない。
だからこのThat's how it startsは、私にとってはとても尊い出来事なのです。
始まること自体が、奇跡だから。
ATフィールド全開の私に、それでも私を必要として心を開いて来てくれた人がいたと言うこと。
過去の記事でも言いましたが、私は調理師学校に入る際、友達は作らないつもりで入学しました。
今も仲良しこよししたいとは思いません。
しかし、こんな私にも心を開いて近づいて来てくれた人がいる。
数人だけ、私の支えになってくれる大切な友人がいます。
その人達の事を想いながらこの曲を聴いた時、なんの違和感もなかった。
し、それがすごく幸せだった。
そう思える友人が私なんかにいてくれるんだと言う事。
赤の他人にこんな風に思える要素がまだ自分のにあったことにも安堵したり。
追記
私にとって主人をはじめ家族というものは、自分の命と同等それ以上に大切なものです。それはごく当然なことで、この歌詞には当たり前に当てはまるから今日の内容には含まれません。
家族の大切さにも気づかせてくれる、あったかい曲です。
LCD sound systemっていうダフト・パンクとかとコラボしてる無機質極まりない響きのひとからこんなヒューマンヒューマンした曲が生まれるなんて。
人間っていいな、?