もし力尽きて倒れたって、どっちみち英雄になれるんだ
おはようございます。
自宅で文化祭の準備を健気にする、素晴らしい学生の模倣のように見えるただの学校いたくないコミュ障です。
というわけで、表題を読んで何のことかわかった方には、この瞬間もれなく全員と親戚になったほどの人類皆友達状態になりますが、多分ほとんどいないでしょう。
いまはなき、Doping Pandaという、あの時代には間違いなく日本で最高峰のバンドだった、そう信じているバンドの『the miracle』という曲の歌詞です。
あの頃メイニアだった私は、スターがしゃくれだの伸夫とできてるだのタロティがにしこりだの8810がイケメンすぎて逆に存在忘れたり、いじり倒しながらも心から愛していました。
↑これの意味がわかる方、本気でお友達になってください。スライディング土下座します。
で、これ。
正直この曲が収録されてる『YELLOW FUNK』から、ドーパンらしい反商業音楽感とスターの過激なほどのリップサービスが消え始めたな、と感じた頃のものです。
だからその時はすでにリリースされてた『MIRACLE』のリメイクだなぁばかりにしか聴いてなかったんです。ほんと、ごめんなさい。
今、ドーパンはもういないけど、いなくなってからも私は救われています。むしろその時より、ライブとかスターの変人さばっかり楽しむんじゃなくて、ちゃんと深く歌詞を見て。
残してくれた曲に、今出会うべくして出会えたんだなぁと思います。
もし力つきて倒れたって、どっちみち英雄になれるんだ
私は英雄になりたいわけではないです。
ただ、時々、むしろいつも、私は消滅したいと思っている。
破滅的な意味ではない。
一生懸命に生きた結果気づいたら消滅してたっていう生き方がしたい。
そういうのって英雄っぽい?かもしれない。
そんな私にすごく響いた歌詞だった。
自分のことが大嫌いで欠点だらけで、埋めようとしてもがくけど、苦しさは消えなくて。
力つきて倒れることが怖くて仕方ないと思いながら生きてるけど、頑張って報われたってどっちみち英雄になれるなら、自分が納得するまで走り続けようと思えた。
スター…もう泣かせんで。
あなたのちょっとクロワッサンぽい横顔とメガネとピチピチなシャツと日本人に稀に見る早弾きと素晴らしすぎた才能に、今になってやっと日本が追いついたみたいだ。
いなくなったのが早すぎて、だからこそ美しいまま残ってるよ。
ありがとうフルカワユタカ。
しゃくれ。
コマイネ♡